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新婚旅行と結婚式をパックに 島崎昌彦・ワタベウェディング常務
――日本のブライダル大手としては初めて中国で総合結婚式プロデュースを手がけた 結婚式と新婚旅行を一つにしたパック商品を半年以内をメドに中国で売り出す。2006年3月期には30―50組の利用を見込んでいる。中国の旅行会社と組む。 ハネムーン旅行先には中国から比較的近い沖縄やオーストラリアを提案する。この2つの地域には当社の挙式施設がある。施設の有効活用にもつながる。中国で海外旅行熱が高まっていることを追い風にして売り込む。 ――中国で挙式施設を増やす計画だ 自前の挙式施設を建てたい。ホテルのフロアを借りる形も視野に入れている。2008年末までにブライダル拠点を上海に2つ、他の都市に1つ新しく設ける。 上海で日本流の結婚式サービスを始めてからわずか3カ月で、目標を2割上回る120件の予約があった。宴会場が足りなくなるような状況だ。 昨年11月にホテルオークラ系列の「花園飯店 上海(オークラガーデンホテル上海)」の1フロアを使って総合ブライダルサロンを開いた。挙式場や宴会場、写真スタジオ、美容院といった施設をそろえ、日本のホテルのようにワンストップで結婚式を挙げることができるようにした。中国にこのような施設がほかにあるとは聞いていない。 ――上海で結婚式が開ける場所をさらに増やす 上海の中華レストランと組み、結婚式を演出するサービスを始める。早ければこの春にもレストランウエディング1組目が誕生する。高級感のあるレストランに絞り、既に15店と交渉している。 直接は提携していないホテルでも、顧客の希望があれば、結婚式の演出サービスだけを提供することもある。既に「上海フォーシーズンズホテル」「上海ウェスティンホテル」などの高級ホテルで実績がある。 ――結婚式には多額の費用がかかる 主なターゲットは富裕層だ。当社が担当する結婚式にかかる費用は1組当たりおおむね10万―11万元(1元=約13円、約130万―143万円)といったところだ。結婚式の演出や写真撮影に5万元(同、約65万円)、飲食費用に6万―7万元(同、約78万―91万円)というのが平均的な線だ。 上海で働く人の平均月収が2000元(同、約2万6000円)という実態から考えるとかなり高額だが、申し込み件数は期待していたよりも多い。私の感触では、申し込みに来るカップルの月収は2人合わせて1万―1万5000元(同、約13万―19万5000円)ぐらいだろう。 婚礼衣装に和装を選ぶ人もいる。透けるオーガンジー素材の打ち掛けが人気 ――結婚式の演出に力を入れている 結婚式を演出するサービスの要(かなめ)は「段取り」だ。盛り上がるところはしっかり盛り上げ、最後は感動して終わるように、メリハリをつけた段取りを心がけている。中国ではこれまでケーキカットや乾杯といった演出はあっても、流れに工夫がなくて、あわただしく済ませていたようだ。エンディングの「お開き」についても、日本のようにきちんとタイミングを設定して退場するのではなく、出席者が思い思いに会場を後にするという具合だった。 日本よりも派手な結婚式が好まれている。リンカーンなどの高級外車で花嫁を迎えに行ったり、式場に人工雪を降らせたりしている。花嫁はウエディングドレスからカラードレスに2度お色直しし、チャイナドレスで締めるのが、当社の結婚式では主流だ。 ――中国独自のサービスも提供している 中国では写真アルバムへの思い入れが強い。結婚式の様子だけでなく、新郎新婦が家を出る場面や友人たちが祝福する姿もアルバムに収める。よそでは見かけないアルバムだと、好評を得ている。中国では結婚式前にウエディングドレス姿だけでなく、昔の宮廷衣装を着て、いわゆる変身写真のアルバムを作るのが主流だった。 ワタベウェディングが提供する写真アルバム ――中国の結婚市場に日本の同業他社が新規参入する 歓迎している。今は日本流の結婚式を広めているところだ。日本流の結婚式がどんなものか中国の人に知ってもらうには、当社だけでなく、他の日本企業にも参入してもらいたい。日本流のブライダル会社が増えれば、結果的に市場が大きくなる。欧米にもウエディングプランナーという職種はあるが、個人や家族で小規模に経営しているところが多い。中国市場に進出することはないだろう。今後も日本式の結婚式を中国で広めていきたい。 【日経ニュースより】 お見合い成功のコツ PR |
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