地域力再生機構、金融庁はできる限り支援＝山本担当相

山本有二金融担当相は２６日、閣議後の会見で、大田弘子経済財政相が地方企業の再建を支援する「地域力再生機構」の設立のため有識者による研究会を発足させることについて、金融庁はできる限りの支援をする、との考えを示した。
　地域力再生機構の研究会の座長には増田寛也・前岩手県知事が内定している。山本金融担当相は「この研究会は産業再生機構に従事していたた方を軸に作り上げられている。（産業再生機構は）全国的にも効果あり、地域経済に効果をもたらした」と述べた。そのうえで「今後、各経験を活かしたノウハウで大きな貢献をいただきたい」と期待を示した。
　さらに山本金融担当相は「金融庁は、研究会にオブザーバーで参加する。地域経済の再生であれば、地域金融機関からの提案が軸になる。（地域力再生機構が）大田大臣の考えのもとに発足した後、地域銀行に協力してもらわなければワークしないだろう。金融庁はできる限りの支援をする」と語った。

【ヤフーニュースより】
　
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