ＥＣＢ、５％まで政策金利上げる余地ある＝元ＩＭＦ高官

元国際通貨基金（ＩＭＦ）チーフエコノミストで現在はハーバード大学経済学部教授のケネス・ロゴフ氏は、欧州中央銀行（ＥＣＢ）には、さらに１％ポイント利上げする余地があるとの見解を示した。
　１６日付のスペイン金融紙Cinco Diasに掲載されたインタビューで明らかにした。
　ロゴフ氏は、欧州経済は力強く成長しており「ＥＣＢが政策金利を少なくともあと０．５％ポイント上げるのは非常に明らか」としたうえで「ＥＣＢには０．７５％ポイントないし１％ポイント追加利上げする余地がある」と述べた。
　ＥＣＢは６月６日の理事会で、政策金利を０．２５％ポイント引き上げ４．００％とした。最新のロイター調査によると、ＥＣＢが政策金利を年内に４．２５％とする確率は８０％、４．５％とする確率は４０％となっている。

【ヤフーニュースより】

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